点検不備問題の教訓を風化させまいと、中国電力は、2日、島根県松江市で安全な原発の運用を誓うセレモニーを行いました。
地域からは2号機の再稼働に向け、より一層厳しいモラルが求められています。
2日、松江市の島根原子力館前では、中国電力の瀧本夏彦社長らが、誓いの鐘を鳴らしました。
中国電力は、13年前、島根原発で発覚した点検不備問題をきっかけに、6月3日を「原子力安全文化の日」に制定。
再発防止を誓うセレモニーを毎年行っていますが、その後も問題が起きていて、都度、厳しい目を向けられています。
中国電力 瀧本夏彦 社長
「(問題を)なくさなければならないので(こうしたセレモニーを)継続していくのだと。これから当社として深く反省しながら企業再生に向けて取り組んでいく覚悟というものを改めて胸に刻んだところでございます。」
2号機の再稼働に向けて準備が進む中、中国電力は信頼回復に向けて、真摯に仕事に向き合っていくとしています。














