宮崎大学の医学部と工学部が連携して研究・開発したシステムです。
運動機能の低下の予防と改善ができる「ロコボット」の臨床研究の結果がイギリスの世界的な科学雑誌に掲載されました。
板状のセンサーに乗り、重心移動に合わせてボール状のロボットを操作する「ロコボット」。
効率的にバランス能力や運動能力の向上を図ることができます。
「ロコボット」は、運動機能が低下するロコモティブシンドロームの予防と改善を目的に宮崎大学の医学部と工学部が連携して開発しました。
宮崎大学医学部附属病院では人工股関節を入れた患者に、およそ2年間、ロコボットを使ったリハビリを続けてもらったところ、一般的な治療よりも効果が大きいという実証に成功。
結果は、イギリスで発行されている世界的な科学雑誌『PeerJ(ピアジェイ)』に掲載されました。
(宮崎大学医学部附属病院 帖佐悦男病院長)
「運動機能で困っている人もいっぱいいるし、それ以外に神経の病気の方とか、病気でなくても、子どもたちから高齢者まで足腰が弱らないように、その人たちにも応用できればと思っている」
宮崎大学では、ロコボットのさらなる研究を重ねながら、大学病院を退院や転院した患者がリハビリを続けられるようにロコボットを大学病院以外の医療機関にも設置することにしています。
今回は立った状態での足のバランス能力の回復が示されましたが、次は歩行機能の回復にどれだけ効果があるのか実証が続けられるということです。














