台風などの風水害の危険が迫った際、市町村に避難情報の発令などの助言を行う岩手県の「風水害対策支援チーム」の運営訓練が2日行われました。
岩手県庁で行われた訓練には県や盛岡地方気象台の職員合わせておよそ11人が参加しました。
風水害対策支援チームは県内で風水害の危険が迫った際、被害の発生が予想される自治体に対して避難情報の発令に関する助言を行う組織です。
このチームは2017年に設置され、これまでに8回招集されています。
おととしには台風8号の接近を受け全市町村に避難指示の発令を助言しました。
2日の訓練では2016年の台風10号クラスの台風が岩手県に接近すると想定し、オンラインで県内の全市町村に避難指示の助言を行いました。
関係者は訓練を通して風水害への対応力向上に取り組んでいました。