きのう失敗した北朝鮮の「軍事偵察衛星」発射について、韓国政府は、11日までに再び「行う可能性がある」との認識を示しました。
きのう、「軍事偵察衛星」を乗せたロケットの打ち上げに失敗した北朝鮮。
韓国政府は、ロケットは事実上のICBM=大陸間弾道ミサイルとの見方を示し、アメリカ政府も打ち上げを非難しましたが…
金与正氏
「我々の衛星の打ち上げが糾弾を受けるべきことなら、アメリカをはじめ数千の衛星を打ち上げた国々が全て糾弾されなければならない」
金正恩総書記の妹・与正氏が、衛星の打ち上げは「主権的な権利」だと反論する談話を発表。近く再発射を行う意向を強調しました。
中国との国境沿いの北朝鮮の街では…
記者
「朝早くから何か作業を行っている人たちが多数見受けられます。国境の警備にあたっている兵士がたき火をしています」
国境の人々はどう受けとめているのでしょうか。
記者
「北朝鮮の発射台があるトンチャンリはこちらの方角に、およそ50キロ離れた場所にあります。2回目の発射の可能性が伝えられていますが、本日の天候は曇り、時折雨も混じっています」
“再び衛星を打ち上げる”と表明した北朝鮮。中国との国境沿いの街では警戒が高まっている様子はありませんでした。
これまで朝だけ運行していた中朝を往復する貨物列車が、午後も運行されるようになっていることも新たに確認できました。
一方、中国側では批判的な意見も。
丹東市の人
「(北朝鮮は)人民の暮らしを優先しないの?平和が大切でしょ」
「これは国家間の問題で、個人としては平和であってほしい。なるべく発射しないでほしい」
韓国の国防長官は、北朝鮮による再発射の時期について、もともと通告していた今月11日までの期間内に「行う可能性がある」との見方を示しています。
注目の記事
「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに 妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】

【Snow Man】5大ドームツアーが札幌で開幕 ツアー初日“セトリ”や衣装は?全国からチケット争奪戦の勝者たちが集結「野宿」「ネカフェ」ファンたちのそれぞれ

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









