気象庁によりますと、大型の台風第2号は、6月1日16時には那覇市の南西約200キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南側650キロ以内と北側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています

今後の進路予想図は【画像①】の通りです。









また、雨はいつごろ降るのか、【画像②~⑨】はきょう(1日)から向こう16日間の主要エリアの天気の予想です。
皆さんのお住いのエリアの16日間予想は、市区町村別に「TBS NEWS DIGアプリ」で確認することができます。
大型の台風第2号は、1日夜遅くから2日明け方にかけて沖縄本島地方にかなり接近する見込みです。南西諸島では高波や高潮に厳重に警戒し、暴風に警戒してください。
また、西日本から東日本にかけての広い範囲で、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。中国地方と四国地方では2日午前中から夜にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
〈大雨〉
南西諸島では台風本体や台風周辺の雨雲がかかり、2日にかけて非常に激しい雨が降って大雨になる所があるでしょう。また、2日には前線の活動が活発となるため、西日本から東日本では、広い範囲で雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。
2日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
四国地方 300ミリ
東海地方、近畿地方 250ミリ
関東甲信地方、中国地方、九州南部 200ミリ
北陸地方、九州北部地方 180ミリ
奄美地方、沖縄地方 150ミリ
3日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
伊豆諸島、近畿地方 100から200ミリ
関東甲信地方、東海地方、四国地方 100から150ミリの見込みです。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。西日本から東日本の広い範囲で、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。