この夏の福島県内の1人あたりのボーナス支給額は、民間企業では、コロナ禍前の水準に戻る見通しであることがわかりました。

「とうほう地域総合研究所」の調査によりますと、この夏に県内で支給されるボーナスは推計で、民間企業では1人あたり31万992円で、去年に比べて2.9パーセント、金額にして8839円増えました。

これは2年連続の増加で、コロナ禍前の水準に戻る見通しです。物価高騰への対策や、人材の流出を防ぐことなどが要因と見られています。

一方、公務員の平均支給額は、人事院の勧告による支給月数の増加を受けて1人あたり83万8614円で、去年に比べ2.8パーセント増え、3年ぶりに増加する見通しです。