福島と山形の県境にある栗子峠。急峻な奥羽山脈越えを強いられる難所には、かつて人々の生活を支えてきた道があります。

旧国道13号、万世大路。命が奏でる音と、音もなく咲く花が廃道の風景を作り出しています。

現在、万世大路の中でも廃道になった区間は生活道路としては使われていません。しかし、休日には自然を楽しむハイカーの姿を見ることができます。

また、この道は貴重な歴史遺産ですから後世に遺していこうという動きもあります。