<植田麻瑚記者>
川勝知事はリニアの期成同盟会と国交省への要望活動のあと、自民党本部で行われたリニアの特別委員会に出席しました。
山梨県の長崎知事が期成同盟会で、ボーリング調査で川勝知事が中止を求めていることについて触れ、期成同盟会のメンバーでこれを意見交換する場を設けたいと述べました。
これに対して川勝知事は、期成同盟会に入った価値があると、大いに賛同すると述べていました。
一方、特別委員会で委員からは「ボーリング調査を認めなければ話は進まない。静岡県の懸念は分かるが、やりすぎではないか」などと、川勝知事に厳しい言葉も投げかけられていました。
これに対し、川勝知事は励ましの言葉だと受け止めていると話していました。
取材の際に山梨県の長崎知事が川勝知事の隣で話を聞いていたのですが、少しあきれているような表情にも見えました。
今回の会議で一歩溝が深まったようにも感じました。リニアの解決の糸口が見えるのは先になりそうです。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









