フランスの最新鋭のフリゲート艦「ロレーヌ」が東京に寄港し、内部の様子が公開されました。

きょう報道陣に公開されたフランス海軍の「ロレーヌ」は、全長およそ142メートル、幅はおよそ20メートルで空母の護衛や潜水艦・戦闘機への対応などを主要任務とする最新鋭のフリゲート艦です。

「ロレーヌ」は就役前の性能試験のため、今年4月にフランスを出発し、エジプト、インド、シンガポールを経て日本に到着。

29日には「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携強化の一環として、日本の海上自衛隊とも共同訓練を行いました。今後、航空自衛隊も交えて演習を実施する予定です。

「ロレーヌ」は4月にアフリカ・スーダンで軍事衝突が起きた際には、およそ400人がスーダンから国外に退避するのを支援しました。