8月9日に執り行われる長崎市の平和祈念式典で『平和への誓い』を読み上げる被爆者代表に、ことしは熊本市在住の女性が選ばれました。
被爆者代表に選ばれたのは、熊本市に住む工藤 武子さん(85)です。

7歳の時、爆心地から3キロの自宅で被爆、叔父と叔母が爆死し、父と母と兄弟3人が戦後、がんで亡くなりました。


工藤さんは、世界を巡る”ピースボート”に参加して、核実験の被ばく者の苦しみを知ったことや、2017年に『ICAN』がノーベル平和賞を受賞した際のサーロー節子さんのスピーチに刺激を受け、7回連続で『平和への誓い』に応募していました。

工藤 武子さん:
「責任重大だと思いました。こんな緊迫した国際情勢で大事な時ですので、核兵器はひとたび使われたら人間を生涯に渡って苦しめる──とても非人道性のある兵器という事を、実際に体験した私が伝えることがとても大切だと思う」
工藤さんは、被爆2世と共に紙芝居を使った語り部活動を行っていて、若い世代へのアプローチも選考理由の一つとなりました。














