高松地方裁判所の新しい所長に、前の東京地裁と東京家裁立川支部長の谷口安史(たにぐち・やすし)氏が着任しました。

谷口氏は京都市出身の57歳です。東京大学法学部卒業後裁判官となり大阪高裁や東京高裁などで判事を務めました。きょう(31日)の会見で谷口所長は最優先課題として民事裁判のデジタル化をあげました。

(高松地方裁判所 谷口安史所長)「裁判手続きのデジタル化という非常に大きな変革の真っただ中にあります。利用しやすい地域に根ざした裁判所を作っていくべく精一杯努力したい」

また裁判員の選任資格が18歳に引き下げられたことについて若者の不安解消のため広報活動に力を入れていく考えを示しました。