60年を超える原発の運転延長を可能にする法律が成立したことを受け、西村経済産業大臣は「責任を持って取り組む」と強調しました。
参議院の本会議で可決・成立したGX=グリーントランスフォーメーション脱炭素電源法は、原子力基本法など5つの法律の改正案を束ねたものです。
福島第一原発の事故のあと、原発の運転期間は「原則40年、最長60年」と規定されましたが、今回の法改正で安全審査などで原発が停止した期間を除外し、60年を超える運転が可能となります。
西村経済産業大臣
「脱炭素、カーボンニュートラルとエネルギーの安定供給、そしてできるだけ安価での供給、このことに改めて責任を持って取り組まなきゃいけないと決意を強くしている」
法律が成立したあと、西村大臣は記者団の取材にこのように強調し、脱炭素やエネルギーの安定供給のため、「『再生可能エネルギー』と『原子力』の活用が“車の両輪”であり、この法律はその両輪を加速させていくものだ」と指摘しました。
また、原発の再稼働については「安全確保を大前提として、地域の皆さんの理解を得ながら進めていく」と話しました。
注目の記事
「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
