沖縄県の宮古島周辺で、先月、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、防衛省は先ほど、まだ発見に至っていない隊員4人について、死亡と判断したと発表しました。

事故当時、ヘリには隊員10人が乗っていて、防衛省はこれまでに、陸上自衛隊第8師団の師団長だった坂本雄一陸将を含む、6人の死亡を確認しました。

宮古島駐屯地の伊與田雅一警備隊長、第8師団・今井洋平1等陸佐、同師団・伊東英一2等陸佐、同師団・高本和尚陸曹長の4人の捜索が続けられてきましたが、防衛省は先ほど、生存の可能性が低いと判断し、4人全員を死亡と判断したと発表しました。

防衛省は回収したフライトレコーダーの解析など、事故原因の究明を進めています。