休館中の東京第一ホテル下関(山口県下関市)を運営していたテイアールケイ不動産(下関市赤間町)が、地裁下関支部から破産手続開始決定を受けていたことが31日、分かりました。決定は17日付けで、破産管財人に山元浩弁護士が選任されました。
民間の調査機関「防長経済リサーチ」によりますと、テイアールケイ不動産は1981年12月に設立。東京第一ホテル(客室数77部屋)を運営していましたが、コロナ禍で宿泊客の減少などにより2020年12月に休館となっていました。その後、不動産の売却を進めていましたが進展しなかったということです。
負債総額は、約9億円とみられています。