JR福島駅前で進められている再開発事業で、再開発ビルの着工、完成ともに1年先送りになることが分かりました。

JR福島駅東口の再開発事業は、旧辰巳屋ビルなど周辺の建物を解体し、店舗やホテルなどが入る複合棟などを建設する計画です。総事業費はおよそ492億円で今年度着工、3年後の完成を目指していました。

こうしたなか、福島市の木幡市長は30日、建設工事費が当初の計画の2割以上増えることが見込まれるとして、使用する資材の変更や、施設計画の再検討などの作業によって着工、完成ともに1年遅れることを発表しました。

再開発組合によりますと、社会情勢が不安定なため、予測を超えて資材が高騰したことなどが原因だとして、一刻も早く見通しをたてて工事にとりかかりたいとしています。

※画像は完成予想図