山口県内で先月末までに確認されたうそ電話詐欺の被害は19件で、被害者の8割近くが65歳以上の高齢者でした。

県警のまとめによると、県内で先月末までに確認されたうそ電話詐欺の被害は19件、被害額は6223万円で、どちらも去年の同じ時期より減りました。
しかし、高額の被害も出ています。
先月には、防府市の80代の女性が弁護士や警察官をかたるうその電話で3050万円をだまし取られる被害が確認されています。
また、被害に遭った人の78.9パーセントが65歳以上の高齢者でした。

今月からNTTが70歳以上の契約者に向けて、かけてきた相手の電話番号が分かるサービスなどを無料で提供していて、県警は防犯機能つきの電話機を活用してほしいと呼びかけています。