国会では30日、衆議院の本会議で不規則発言を行ったれいわ新選組の櫛渕万里衆院議員に対する懲罰委員会を31日に開催することが決まりました。

衆議院・懲罰委員会の理事懇談会は、れいわ新選組の櫛渕議員に対する懲罰委員会を31日に開催することを決めました。

櫛渕議員は鈴木財務大臣に対する不信任決議案の採決の際に、投票のために上がった壇上で「与党も野党も茶番」と書かれた紙を掲げながら叫んだことから、与野党から懲罰動議が提出され、本会議で可決していました。

一方、櫛渕議員の処分内容をめぐっては、自民党や公明党、日本維新の会が2番目に重い「登院停止」で、それを「10日間」とすること、立憲民主党が最も軽い「議場での戒告」を主張していて、この2つの動議が採決されることになります。

衆議院で懲罰委員会が開催されるのは2007年以来、16年ぶりです。