29日から来高されている秋篠宮さまは、30日に県立牧野植物園を視察されました。35年ぶりに植物園を視察されたという秋篠宮さま。植物や標本庫などを興味深くご覧になっていました。
雨の天気となった30日、秋篠宮さまは牧野植物園に到着後、中庭をご覧になりました。中庭には牧野富太郎博士が命名したり植物図に描いたりしたものなど博士ゆかりのおよそ250種類の植物が植栽されています。
この後、秋篠宮さまは5月20日にオープンした植物研究交流センターにある化学実験室を視察されました。園が進める植物の研究について、県内で採取された植物サンプルを実際に見ながら説明を受けられた秋篠宮さま。保存の方法や研究の仕方について時折、質問される場面もあり、園長の説明を何度もうなずきながら熱心にお聞きになっていました。
(県立牧野植物園 川原信夫 園長)
「殿下は35年ぶりの牧野植物園ご来園ということでしたので、だいぶ当時と比べて変わっている部分というのも実感されたようで、そういう意味ではすごく来ていただいて良かったなと思います。やはり、牧野博士の植物図ですとか標本、そういったものに非常に興味を持っていただいてたかなと。私ももうちょっと話したいなと思いつつ、そろそろ時間ということになりまして、楽しく殿下と共にご説明させていただき、こちらこそほんとにありがとうございましたということをお伝えしたい」
6年ぶりに高知を訪問された秋篠宮さまは30日の夕方、東京に戻られました。














