日本カヌー連盟は29日、9月に中国・杭州で開催されるアジア大会の日本代表内定選手15人を発表した。スラロームには齋藤康祐(21、スターツグループ)、彰太(18、相模原市カヌー協会)兄弟が初選出、東京五輪代表の水本圭治(30、株チョープロ)は2010年広州大会から4大会連続出場。日本代表は日本オリンピック委員会(JOC)の発表をもって正式決定となる。
初選出の齋藤康祐、彰太はカヌー界では有名な齋藤4兄弟の長男と次男。18〜21日にタイで行われたジュニア・U23アジア選手権大会では兄の康祐がカヤックシングルのチームレースと個人の2種目で金メダルを獲得。代表最年少18歳、弟の彰太も男子カナディアンシングルのチームレースで優勝と兄弟そろって活躍した。(写真左:弟の彰太、右:兄の康祐)
チーム最年長35歳で東京五輪代表の水本が4大会連続出場となる。初めて出場した2010年の広州大会(中国)では男子カヤックペア200mで金メダル、男子カヤックペア1000mで銅メダルと2種目でメダルを獲得した。
【アジア大会代表内定選手】
◇スラローム
■男子カヤックシングル
田中雄己(21、駿河台大)
齋藤康祐(21、スターツグループ)
■男子カナディアンシングル
佐々木将汰(30、万六建設株式会社)
齋藤彰太(18、相模原市カヌー協会)
■女子カヤックシングル
伊藤くるみ(21、早稲田大学)
■女子カナディアンシングル
岡崎遥海(24、戸田建設株式会社)
◇スプリント
■男子カヤック
水本圭治(35、株チョープロ)
井上暉央(27、香川県カヌー協会)
棚田大志(25、医療法人興生会 吉本整形外科)
小松正治(31、愛媛県競技力向上対策本部)
■男子カナディアン
永沼崚(29、株式会社 永沼)
橋本将都(28、サコス株式会社)
■女子カヤック
多田羅英花(30、愛媛県競技力向上対策本部)
■女子カナディアン
坪田恵(32、自衛隊体育学校)
久保田愛夏(26、公社ぎふ瑞穂スポーツガーデン)