4月の岩手県内の有効求人倍率は1.23倍で、5か月連続で前の月を下回りました。

 岩手労働局によりますと、4月の県内の有効求人倍率は3月より0.02ポイント低い1.23倍で、5か月連続で前の月を下回りました。
 地域別では沿岸部が0.83倍、内陸部が1.21倍となっています。
 より直近の雇用状況を示す新規求人倍率は1.71倍で、前の月を0.06ポイント下回りました。
 産業別では建設業のみ新規求人が増加しましたが、製造業や運輸業などほかの産業は求人が減少しました。
 岩手労働局は県内の雇用情勢について、「持ち直しの動きが弱まっていて引き続き物価上昇などの影響に注意する必要がある」としています。