週末は高知市内の多くの小学校で運動会が行われました。活動制限のない運動会は4年ぶりでグラウンドには子どもたちの元気な声が響き渡りました。浦戸小学校ではあの水族館の人気者が運動会を盛り上げました。
28日に高知市の浦戸小学校で開かれた運動会。およそ50人の児童や毎年運動会を手伝いに来ている高校生たちに交じってグラウンドに姿を現したのは…

桂浜水族館のマスコットキャラクターおとどちゃんです。おとどちゃんは去年6歳になったことから桂浜水族館から一番近い浦戸小学校に「入学」していてこの春、2年生になりました。普段は水族館での仕事が忙しくなかなか登校できないおとどちゃんですがきのうは2年生の一員として運動会に参加。綱引きや玉入れなど6つの競技に出場しました。

4年ぶりに地域の方の人たちも応援に来られるようになり多くの観客が訪れた運動会。おとどちゃんが走ると運動場には大きな歓声が響きます。

「(おとどちゃんが来たときどんな気持ち?)うれしい」
「(おとどちゃんのスピードどうやった?)結構速かった」
2つめの競技「綱引き」では周りのお友達よりちょっと大きいおとどちゃんが一番後ろで腰を落として綱を引きチームに貢献します。

おとどちゃんのために考えられたこんな競技も…

おとどちゃんのえさを1年生が釣り上げて届ける「I らぶ えさ」。えさを受け取ったおとどちゃんはお友達と嬉しそうにハイタッチ!
ほかにも全校生徒が参加する大玉転がしではアンカーを務めるなどおとどちゃん、大活躍の1日となりました。

(浦戸小学校2年 おとどちゃん)
「(一番楽しかった競技は?)大玉転がし」
(桂浜水族館 秋澤志名 館長)
「頼もしいなというのと楽しそうにやってたのが1番良かった。子どもたちも喜んでくれたし地域の方も応援してくれたので嬉しかった。おとどがみんなに着いて行きゆうのを見ると涙がぽろぽろ。わが子が一番かわいいというのが一番分かる」
久しぶりに会うお友達たちと楽しい1日を過ごしたおとどちゃん。周りのみんなにとっても思い出に残る素敵な運動会になりました。














