台風2号は日本の南にあって、31日頃から、強い勢力で沖縄に接近するおそれがあります。気象台は29日頃、中国地方が「梅雨入り」したとみられると発表しましたが、今回の大雨には、この台風2号が大きく影響しています。
気になる進路は? そして今後どのような影響があるのでしょうか?
今回の山陰地方の大雨に大きな影響を与えている台風2号。5月としては"異例の勢力"で、その進路に注目が集まっています。
このあと次第に進路を北寄りに変える見込みで、31日頃から強い勢力で沖縄に接近するおそれがあります。
山陰へは今後どんな影響が予想されるのでしょうか
石川博康 気象予報士
「台風は勢力が落ちる可能性があるんですが、影響は続きそうです。予想によると、週末にかけて台風2号とみられる気圧の谷の影響で再び梅雨前線の活動が活発になって大雨となる恐れがあります。台風に加え、梅雨前線の動きにも注意が必要です」
台風の動きが遅いため、前線を刺激し続ける状況が続けば、週の後半から大雨が長く続く恐れがあります。
6月1日から3日にかけては台風の動きによって予報が変わる可能性があり、雨の降り方が強まる可能性があります。最新の情報に注意してください。














