将棋の藤井聡太六冠が28日、岩手県宮古市で行われた叡王戦5番勝負の第4局で菅井竜也八段を下し、3連覇を果たしました。

 2勝1敗でタイトル防衛に王手をかける藤井聡太六冠と菅井竜也八段が対局する叡王戦5番勝負の第4局は、岩手県宮古市の浄土ヶ浜パークホテルで行われました。
 両者互いに譲らず同一局面が繰り返される「千日手」が、午前と午後で2回成立する熱戦。午後7時15分から互いに持ち時間を約1時間とし菅井八段の先手番で指し直しとなりました。
 そして午後9時すぎ、藤井六冠が90手で勝利し3連覇を達成しました。藤井六冠は5月31日に長野県で行われる名人戦7番勝負の第5局に七冠をかけて臨みます。