植物学者、牧野富太郎博士の胸像がふるさと・高知県佐川町に完成し、28日、お披露目されました。

胸像は「牧野富太郎博士の胸像を生誕地に建てる会」のメンバーが、ドラマ「らんまん」の放送をきっかけに募金活動で資金を集め、このほど佐川町の牧野公園に完成しました。

制作したのは、仁淀川町出身の彫刻家・大野良一さんと、吉岡郷継さん。ブロンズ像の高さは65cmで、東京で研究活動を続けていた牧野博士が1938年に最後に故郷を訪れた、76歳の時の姿がモデルとなっています。

■牧野富太郎博士の胸像を生誕地に建てる会 稲垣典年 会長
「(表情が)自然風で、この公園にあるということも含め、皆さんに納得してくれるかなと喜んでいる」

佐川町内の観光地に初めて完成した博士の胸像は、新たな町のシンボルとなりそうです。