

ギューリック3世さんは約100年前の昭和初期に日米の対立を懸念し、友情の証として日本に青い目の人形を贈ったギューリック宣教師の孫で、祖父の思いを継いで37年前から日本の学校などに新しい人形を贈っています。


25日は初めてギューリック3世さん夫妻が山梨英和中を訪れ、歓迎会が開かれました。

生徒たちは童謡「青い目の人形」を歌って感謝の気持ちを示すとともに、生徒会が行っている世界平和に向けた活動を紹介しました。


山梨英和中 新海まゆうさん:
ロシアのウクライナ侵攻が始まって、私たちも何かしたいと思っていることを今日一番に伝えたかった。皆平和を祈っているという思いが伝わると良い。

ギューリック3世さんは友情や平和を願う思いを生徒たちに語りかけました。

ギューリック3世さん:
友情の人形は言葉を話さないが、その存在が愛、友情、平和を象徴している。

ギューリック3世さんとつながったのは生徒の自由研究がきっかけで、学校では人形を平和教育に活用していきたいとしています。