キリンビールは、10月の酒税改正で「ビール」が減税されることから、「一番搾り」など缶ビールを値下げすると発表しました。

「ビール類」をめぐっては、10月の酒税改正で、▼「ビール」にかかる税率が350ミリリットルあたり6.65円引き下げられるほか、▼「第3のビール」の税率は9.19円引き上げられ、「発泡酒」と同じになります。

これを受けて、キリンは10月から「一番搾り」など缶ビール41品目の出荷価格を引き下げます。350ミリリットル入りの「一番搾り」の缶では、出荷価格が減税分の6円程度下がる見通しだということです。

一方、「発泡酒」などは、原材料費の高騰などを理由に出荷価格を引き上げるとしています。

ビールなどをめぐっては、既にアサヒビールも10月からの価格改定を発表しています。