国会では、G7広島サミット後、初めて総理出席での審議が行われ、岸田総理はマイナンバーカードへの個人情報の誤登録が相次いでいる問題について「重く受け止めなければいけない」と語りました。
立憲民主党 大西健介衆院議員
「マイナンバーカードの取得を急がせてきたのは政府自身じゃないですか。それを他人に責任を転嫁するような発言を(担当大臣が)繰り返している」
岸田総理
「これ信頼というものがあってこそのマイナンバーカードであると思います。国民がこの信頼に対して不安を感じるような、この案件が指摘をされている。これはおっしゃるように重く受け止めなければなりません」
岸田総理は衆議院・予算委員会でこのように述べた上で、「再発防止をはじめ、信頼回復に向けて、政府一丸となって対応すべき課題である」との認識を示しました。
また、LGBT=性的マイノリティをめぐり、G7広島サミットの首脳宣言では「性自認などに関係なく、人生を享受することができる社会を実現する」と明記されましたが、岸田総理は「私がサミットの議長であり、(首脳宣言と)同じ認識だ」などと答弁しました。
一方で、与党が提出した「LGBT理解増進法案」をこの国会で成立させるかどうかについては、「提出した法案については国会において議論が進むことを期待する。これは当然のことだ」と述べるにとどめていて、立憲民主党の西村衆院議員は「やはり形だけだったのかと大変失望している」と反発しています。
注目の記事
寒暖差で危険“ヒートショック”「今年は明らかに救急患者が増加」の理由⋯風呂だけではない、自宅で起こる“3つの場所”医師に聞く対策は?

「爆発音も聞こえる」黒煙上げる住宅に飛び込み高齢男性を救出 勇気を支えた津波の経験と“ある警察官”との運命の出会い

【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中

自転車で直進したいのに…交差点の一番左が「左折レーン」 どう通行すればいい? 警察に聞く「2つの方法」

コメが倉庫の天井近くまで山積みに… 「コメが余って売れない」 「年明け以降は価格下がる」 国の政策に振り回されたコメ業界









