新潟県三条市一ノ木戸商店街に5月27日にオープンする予定の「移住を体験できるゲストハウス」の一般向けの内覧会が23日に行われました。
【記者レポート】
「こちらが今週末にオープンするゲストハウスです。中は和モダンで、落ち着く空間になっています」

移住体験ができるゲストハウス『welcome Me.inn』は、空いていた店舗兼住宅の2階を改装したもので、1組限定・最大6人まで宿泊可能。
キッチンや洗濯機なども完備されています。
【訪れた人】
「古いところの良さも活かしつつきれいにリノベーションされていて、来てみて素敵だなと思いました」
3階建ての建物の1階は6つのテナントが集まる地域の交流拠点になっていて、移住を支援したり空き家の相談などを受けたりするということです。

『燕三条空き家活用プロジェクト』が行っているこうした取り組みには、空き家の活用などを促進して、燕三条エリアの活性化につなげる狙いがあります。
【燕三条空き家活用プロジェクト 齊藤巧代表理事】
「地域おこし、そして田舎暮らし、商店街で店舗を出したいとか、チャレンジしたい若者にも来てもらえれば一番うれしいですね」

地域のコミュニティを感じられるこの“ゲストハウス”と同様の施設を、三条市内で徐々に増やしていきたいということです。