来年4月から上水道の整備や管理に関わる業務が、厚生労働省から国土交通省へ移管されるのを受け、四国地方整備局に移管のための準備室が作られました。

香川県高松市の国土交通省四国地方整備局に準備室の看板が設置されました。上水道の整備や管理行政の国交省への移管は、コロナ禍以降、厚労省が生活衛生関係の行政を強化する中で各省庁の業務を見直したものです。これまで下水道行政を所管してきた地方整備局が上水道も担うことで、一体的な整備や管理が可能になるとしています。

(国交省四国地方整備局 荒瀬美和局長)「災害対応、それから現場でいろんな工事、そういった現場力・技術力をこういった水道行政にもしっかり生かすということが非常に重要だと考えております」

上水道の老朽化・耐震化も課題となるなか、地方整備局の土木への専門的な知見を生かした対応にも期待がかかります。