NTT東日本岩手支社は23日、視覚障害のある人のための点字の電話帳などを福祉団体に贈りました。
盛岡市で贈呈式が行われ、NTT東日本岩手支店の片岡千夏支店長から県視覚障害者福祉協会に点字電話帳180部と拡大文字版125部が贈られました。
点字電話帳は、病院や公共交通機関など障害のある人の生活にとって欠かせない電話番号が手で読み取れるようすべて点字で記されています。また拡大文字版電話帳は視力が弱く細かい字が読みにくい人のために電話番号や施設名が大きな文字で記載されています。
(県視覚障害者福祉協会 及川清隆理事長)
「まだまだネットをうまく操作できないという方が多い訳です。新しい電話帳を頂戴したというのは私たちのこれからの生活に役立てて少しでも豊かな生活ができるのかなと思っております」
電話帳と拡大文字版は、協会に登録している各家庭に郵送で配られるほか、岩手県内の福祉施設などに設置され活用されます。