岩手県出身者で初のプロ棋士となった小山怜央四段が23日、デビュー戦となるヒューリック杯95期棋聖戦の対局に臨み、見事勝利しました。

 棋聖戦は将棋8大タイトルの一つで、23日はその1次予選トーナメントの1回戦です。
 対戦相手は室岡克彦八段で、午前10時に対局が始まり、振り駒の結果小山さんが後手となりプロ棋士最初の一手となる8四歩を指しました。
 戦形は振り飛車党の室岡八段が四間飛車、対する小山四段は居飛車の対抗形となりました。
 そして正午過ぎに室岡八段が投了、108手で小山四段が勝利しました。
 小山四段は23日午後、2回戦に臨みます。