熊本県が少子化対策の一環として進める取り組み、「こどもまんなか熊本」の初めてとなるセミナーが熊本市で開かれました。
「こどもまんなか熊本」は、子どもや若者・子育て世代への様々な施策を再構築し、実施するため熊本県が進めている取り組みです。

初めてとなる5月23日(火)のセミナーには、熊本県内の市町村長や経済団体などから約200人が参加しました。
基調講演では、今年4月に発足した子ども家庭庁の小宮義之 官房長が、「子ども真ん中を実現するには福祉の観点だけではなく、まちづくりや働き方を変えていかなければならない」とし、企業や社会全体で取り組む必要性を訴えました。

去年の全国の出生数は、統計開始以来初めて80万人を下回り、熊本県内でも、2021年の出生数が前の年より341人減少し、20年前と比べると25%減少しています。
