青森大学バドミントン部唯一の部員傳法圭太選手。この春に大学に入学し、休部状態だった部を復活させました。たった1人で始めた挑戦は青森県のバドミントンを変える挑戦でもあります。
「青森大学」の文字が刻まれた真新しいユニホームが汗でぐっしょり濡れるほどのハードな練習に打ち込む傳法圭太選手。この春までチームメートだった青森山田高校の“後輩”とシャトルを打ち合います。

※青森大学バドミントン部 傳法圭太 選手
「できるかできないか分からない状況だっけたけど自分はやる気満々すぎて先に(ユニホームを)つくってしまった。大会に出た過ぎてずっといたので部活ができて率直にうれしかった」
2020年4月から休部していた青森大学バドミントン部。強豪・青森山田高校からあえて部活が休部していた青森大学に進学しました。
※青森大学バドミントン部 傳法圭太 選手
「高校での悔しさ。正直結果が出せなかったので大学でこそ結果が出したかったので大学でも本気で続けようと思った。青森大学にバドミントン部がないとはわかっていたが地元で全国に行って親に恩返しがしたかった」
青森市出身で中学で競技を始めた傳法選手。高校時代は厳しい部内競争で全国大会への出場はかないませんでしたがバドミントンが好きな気持ちは誰にも負けていませんでした。大学入学後に自ら顧問を見つけ、練習場所の確保から遠征費の工面まで。たった1人、大学と粘り強く交渉して正式に部活動を再開させました。その熱意を支えたのが高校の恩師・戸祭潤監督でした。
※青森山田高校バドミントン部 戸祭潤監督
「高校生にとっても非常に見本になる学生。大学生になっても高校生が傳法のようにがんばりたいという子が増えれば中高ともいい刺激になる。高校卒業後も青森県で活躍できるきっかけとしては非常に大きいと思います」
日本代表を数多く輩出する青森山田中高に加え、パリオリンピックの有望株・奈良岡功大選手が育った浪岡高校もあり、ジュニア世代にとって青森県の競技環境はトップクラス。一方で、有望選手は高校卒業後に県外の実業団や大学に進学するケースが多く、県内に「受け皿」がないことが課題となっています。

※青森大学バドミントン部 傳法圭太選手
「小さなころからバドミントンを続けていろいろな有名大学は知っている。高校生になって「この大学に行きたい」「この大学に生きたい」というのはみんなある。その中に「青森大学に行きたい」と思われる存在にするのが自分にとってベストなこと」

人材豊富な青森を真の意味での「バドミントン王国」に―。
※青森大学バドミントン部 傳法圭太選手
「人数はいないんですが人数を集めるためにも一人ですが結果を出して青森大学は強いんだぞというところを東北・全国に証明することが一番部員が集まること。チャレンジャー精神でいけるところまでがんばります」
新生・青森大学バドミントン部。傳法選手の挑戦がいま、始まります。傳法選手は24日に初の公式戦に臨みます。















