大学野球、仙台六大学野球の春季リーグは22日、東北福祉大学と仙台大学が優勝をかけ直接対決に臨みました。
先に試合を動かしたのは仙台大でした。3回、ツーアウト1・2塁とすると3番・辻本選手、右中間を破るタイムリースリーベース、2点を先制します。
仙台大がもう1点を追加し迎えた7回、東北福祉大が反撃。1アウト満塁のチャンスを作ると代打・竹中選手。采配がずばり当たりレフトへのタイムリー。なおも満塁で9番・山路選手がセンターへはじき返し2者生還。福祉大が3対3の同点に追いつきます。
しかしその裏、仙台大の打線が爆発。こちらも満塁とすると2番・小田倉選手がセンター前に落ちるタイムリーで勝ち越しに成功。もう1点を奪い、5番・菅原選手も1塁の脇を抜ける2点タイムリーを放つなど、打者一巡の猛攻で一挙5得点。福祉大を突き放します。

そして9回には仙台大・川和田投手がきっちり締めてゲームセット。2015年以来の春季リーグ優勝、そして全日本大学野球選手権の切符をつかみ取りました。
仙台大学 辻本倫太郎主将:
「何とか春を優勝することを目標にやってきたので、すごいうれしいです。(全日本大学選手権では)まずは1勝してそこから勝ち上がって最終的には日本一を取れるように頑張りたい」

優勝した仙台大学が出場する全日本大学野球選手権大会は、6月5日に開幕します。仙台大学は、大会2日目の6月6日神宮球場の第1試合で神奈川代表の桐蔭横浜大と対戦します。