21日に閉幕したG7広島サミットの首脳声明で、原発処理水の海洋放出をめぐって「IAEAの独立の調査を支持する」としたことについて、内堀知事は「国は引き続き国内外の理解醸成に責任を持って取り組むべきだ」と述べました。

5月19日から3日間にわたって行われたG7広島サミットは、首脳声明で原発処理水の海洋放出についてIAEAの独立の調査を支持すると表明しました。

首脳声明について内堀知事は「国は引き続き国内外の理解醸成に責任を持って取り組むべきだ」と述べました。

また、処理水の海洋放出をめぐって23日から東京電力福島第一原発に入る予定の韓国政府の視察団については・・・。

内堀知事「大事なことは科学的な事実をしっかり把握し、IAEAのようなG7が評価しているような国際機関の対応を議論のベースに置くことだ。」

一方、G7広島サミットでは首脳ディナーで県産の日本酒天栄村の廣戸川が提供されたほか、各国の要人の食事に県産の食材が使用されたということです。

また、政府と連携して震災からの復興状況を紹介するパネル展示を行いました。

内堀知事は「復興状況や食、日本酒などの魅力を発信できたことは理解や共感を広げるうえで有意義だった」と評価しました。