19日、川崎市でコロナ禍で困窮するシングルマザーを支援する取り組みが行われています。企画したのは3人の女子高校生でした。

「2個もらえる。わぁみかんすごーい」

19日夕方、川崎市でシングルマザーを支援するため、物資の無料配布が行われました。食料品のほか、おむつや文房具などを選ぶことができます。

小学6年生の子をもつ母親
「食費とかも結構お金がかかるし、食べ盛りになってきたのでありがたい」

企画したのは、市内の高校に通う女子生徒3人です。

桐光学園高校3年 篠原花蓮さん
「シングルマザーで働き手が一人っていうこともあって、食べ物だったり、子供との時間っていうのを十分に確保できないっていうところが困っているところなんじゃないかな」

篠原さんたちが市に持ちかけたところ、市内の企業や団体が協力を名乗りでました。さらに、活動を知った一般市民からも寄付が集まり、支援品は4000点を超えました。

桐光学園高校3年 篠原花蓮さん 
「高校生だからってできない理由はないと思ったし、普通に自分でもできることは絶対あるから」

シングルマザーをめぐっては生活が困窮するなどし、事件に巻き込まれたり、事件の当事者になってしまうケースが、相次いでいます。

今年1月には埼玉県で5歳の男の子が母親や同居の男女から暴行を受けて死亡。2月にはシングルマザーに「子供を預かる」などと言って自宅に住まわせ、売春を強要したとして男女が逮捕されました。

3歳の子を持つ母親(30代)
「ひとごとではないですよね。自分の身は自分で守るしかないのかな」

篠原さんらは物資による支援のほか、困っていることを専門員に相談できるブースも設置しました。

桐光学園高校3年 添田理奈さん
「直接お話をして、お話することで社会と繋がっている安心をもって欲しいな」

19日、会場には多くの親子が訪れました。

桐光学園高校3年 篠原花蓮さん
「想像してた以上にたくさんの方が相談スペースなどに行ってくださってて、みなさん本当に日々大変な思いをされているんだなということを実際に接してみてわかった。受験が終わったあとにこういう機会というのをまた作りたいなと思います」