立憲民主党新潟県連は21日、新潟市内のホテルで常任幹事会を開き、4月に行われた統一地方選挙の総括などを行いました。

冒頭以外は非公開で行われた『常任幹事会』には、新潟県連代表の西村智奈美衆議院議員や県連幹事長の米山隆一衆議院議員ら、5人の国会議員らが出席しました。
西村代表は会の冒頭で「4月に行われた統一自治体選挙で各地における皆様の奮闘に感謝と敬意を申し上げる」と述べ、「結果を私たちがしっかりかみしめ、良かったことは今後に発展させていきたいし、うまくいかなかったことはしっかりと教訓として次なる戦いに備えていきたい」とあいさつしました。

常任幹事会の終了後、15日に立憲民主党の泉代表が民放の番組内で「共産党と次期衆院選で選挙協力しない」という考えを示したことについて問われると、西村県連代表は「党の代表として基本的な方向性、考え方を示されたのかなと受けとめている」と話し、県連の対応としては「党本部は党本部として、県連は県連として考え方がある。もちろん党本部の大方針に従っていかなければいけないが、県連レベルでこれまでの人間関係もあるので、丁寧に話し合いをしていければと考えている」と共産党との関係について述べました。

また米山県連幹事長も「もちろん党本部の大きな枠の中でやるので枠をしっかりと守っていきたい。」としつつ、「その中でそこにいる人間同士がどこまでが“選挙協力”というものなのか、どこまでが“現場における協力”なのかはいろいろあると思う。各党との話は常にあり得べきことなので、そこは丁寧に話していく。各党との話はずっと継続しているし、我々としては新潟における野党間の良い関係が引き続き続いていると理解している」としました。

なお2021年に行われた前回衆院選では、新潟県内の6選挙区中で5人の野党系候補が共産党を含めた野党間の協力体制を築き、3人の立憲民主党公認候補と当時無所属の米山議員がそれぞれの選挙区で当選しています。














