大分県日田市で20日から開かれるフォーミュラカーのレースをPRするため、歌手の近藤真彦さんが、佐藤知事を表敬しました。一方でかつて自身が所属していたジャニーズ事務所の“性加害”問題について苦言を呈しました。

大分県庁を訪れたのは歌手でレースチームの監督を務める近藤真彦さんです。近藤さんは今年から「日本レースプロモーション」の新しい会長に就任。20日から日田市で開催される「全日本スーパーフォーミュラ選手権」をPRするため、佐藤知事を表敬しました。近藤さんは車が最高時速300キロで走り抜ける迫力など、モータースポーツの魅力を語りました。

(近藤真彦さん)「音と匂いと300キロというスピード、ドライバーたちの駆け引き、すごくハマると思うのでぜひみに来てほしい」

「全日本スーパーフォーミュラ選手権」は20日と21日の2日間、日田市のオートポリスで開催されます。

一方、自身が40年以上在籍していた「ジャニーズ事務所」の“性加害”問題については事務所の対応に苦言を呈しました。

(近藤真彦さん)「本当に言いにくいんだけど、嘘はダメだなって。こうなったら正直に全てをしっかり話さないと、世の中の人が許さないんじゃないかと思うんで。隠しごとなしに、知ってた、知らないじゃなくて、『もう知ってるでしょ』と。隠しごとなしに嘘なしにしっかりと正面をきって正々堂々と話をしてもらえればなと。じゃないとみなさん納得しない人多いんじゃない」