19日午前6時56分頃、愛媛県内で最大震度4を観測する地震がありました。今月に入って県内で地震が相次いでいますが、関連はあるのでしょうか。
気象庁によりますと、震源地は豊後水道で、地震の規模を示すマグニチュードは4.4と推定されます。
各地の震度は伊方町がで震度4、宇和島市、八幡浜市、西予市、内子町で震度3などとなっています。
四国電力によりますと、プラントでは最大9ガルの揺れを観測したということです。これは震度に換算すると3程度ですが、施設への影響はなかったということです。
また、消防や警察によりますと、これまでに県内で被害の情報は寄せられていないということです。
今月12日以降、南予や豊後水道を震源地とする地震が、19日を含め4回発生し県内でも揺れを観測しています。
高知大学防災推進センターの岡村眞客員教授は、相次ぐ地震について「規模が小さく関連性はわからない」とした上で、発生が危惧されている南海トラフ地震への備えが重要だと強調しました。
(高知大学防災推進センター・岡村眞 客員教授)
「日頃の地震対策は、重要な自分の命をまもる対策に直結することを、こういうちょっと揺れたときに思いだして改善すれば、災害には繋がりにくくなると言える」
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