連休中も働く、むしろかき入れ時という職業があります。今回はゴールデンウィークで賑わう サービスエリアのクリーンスタッフを取材しました。
まずは、ゴミ箱の気持ちになってみます。(許可を得てカメラを設置しました)
「おっ、ゴミが来たね、イテテテッ。もっと優しくしてよぉ」

「ペットボトルはね、キャップを外して、中へね。分別のご協力ありがとうございます」

「って、まだ中に入ってるねぇ、これも、残ってたねぇ。」


「あれ、これあれ??紙コップは隣ですよ~」

Q.ゴミ収集のペースは?
クリーンスタッフ・新川さん
「平日は、1時間に1回。繁忙期は、30分に1回」
清潔で 気持ちよく利用できる その裏には、清掃員の姿があります。

5月3日 憲法記念日。ここは ゴールデンウィーク真っただ中の「下松サービスエリア 下り線」です。

クリーンスタッフ・永岡さん
「今日は朝7時からです」
新川さん
「午前10時半、今の時間は落ち着いてきてる。またお昼くらいに増えるんじゃないかと」
クリーンスタッフ歴3年の永岡さんと、2年先輩の新川さん。


朝7時から夕方5時まで。トイレの清掃や エリア内のゴミ拾いなど、清掃業務の ほとんどを担います。

新川さん
「今日はそれほどでもないです。いつもだとガードレールのところにペットボトルとか缶に入った排泄物が放置されています」

昨今 問題になっている、道路の路肩や駐車場内での ポイ捨て。特に深夜、排泄物入りのペットボトルを この辺りで、そのまま捨てる利用者が 後を絶たちません。

永岡さん
「もう、全部蓋をあけて、全部出して、仕分けしていきますね。」
午前11時。休む間もなく、ゴミの収集へ向かいます。


Q.去年のGWと違いますか?
新川さん
「違いますね。お客様が倍以上は増えたと思います」
過去3年の3月のゴミの量を比べても、これまで、ひと月2600kgに対し、今年はざっと1.2倍!

さすがは繁忙期。1回の回収で100リットルのゴミ、5袋を回収。

それらをなんと、全て手作業で 分別し直します。

新川さん
「これはおうちから持ってこられたゴミだと思う・・・」