岸田総理とアメリカのバイデン大統領は、安全保障や経済など幅広い分野で意見交換したうえで、あすから始まるG7広島サミットの成功に向けて、緊密な連携を確認しました。

会談で岸田総理は、核軍縮に向けた自身の考えをバイデン大統領に伝えました。

また、ウクライナ情勢をめぐり、ロシアへの厳しい制裁と強力なウクライナ支援を行うことや、中国をめぐる諸課題について緊密に連携していくことで一致しました。

このほか、経済安全保障での半導体やサプライチェーンの強化の重要性を確認し、AIを含む最先端技術の研究を行う大学を日本に誘致する「スタートアップ・キャンパス構想」の推進で一致しました。

また、アメリカ側によりますと、日米の企業や大学の間で量子コンピューターや半導体などの分野に関する新たなパートナーシップを立ち上げ、シカゴ大学やパデュー大学などが参加するということです。