心身に障害がある人の社会活動を支援するため島根県が設けている自動車税の減免制度で、2人に郵送した書類の一部が入れ替わっていたことが18日分かりました。
島根県の発表によりますと、誤っていたのは、従来からこの制度を使っていた人に継続するかを問う「自動車税種別割減免申請書兼現況報告書」です。
5月9日に、別の人の書類が封筒に入っていたと県に連絡があり、翌日、もう1人の家に届いた封筒を担当者が開封し、2通が入れ替わっていたと確認しました。
書類には住所、氏名や車のナンバーなどが書かれていましたが、情報漏れによる被害は確認されていません。
封入・封かんを再委託されていた松江市内の会社で、社員が1人で作業していて誤ったということで、県は今後、複数人で確認しながら行うよう委託契約に定め再発防止を図ることにしています。