最新の加工機械や産業用ロボットなどを展示した日本海側最大級の機械工業見本市=MEX金沢が18日、開幕しました。

会場は石川県産業展示館3号館・4号館(写真は4号館・金沢市)

今年で59回目となるMEX金沢。

ものづくり王国・石川に全国から179社、およそ700のブースが集結しました。

MRO 松村 玲郎リポーター:「MEX金沢の会場とても活気が伝わってきます。それぞれのブースから商談の声や自社の製品をアピールする声が聞こえてきます」

世界一といわれる日本の工作機械技術。


今年はさらにAIなどのデジタル技術を用いて、人々の生活をより豊かにする「デジタル・トランスフォーメンション」を意識した企業が多くみられました。


こちらは1台で様々な作業が効率よく行える複合加工機。
加工時間を短くしている要素のひとつがAI技術です。

AI機能が加工の順番を人間に提案してくれるという優れものです。

様々な企業が集まるMEX金沢、中にはこうした展示も・・・。

これは・・・あの有名な!

松村リポーター:「こちらバイクや車、産業用のチェーンを製造している企業ですが見てくださいカッコいいですね。マフラーのないEVバイクも展示してあります」

大同工業ブースに展示してあるEVバイク

コロナ禍を乗り越えた今、石川県鉄工機電協会の中村健一会長は、自動化に向けた動きが進む海外市場にもさらに力をいれるべきと語ります。

石川県鉄工機電協会 中村健一会長:「コロナ禍でいろいろな環境の変化があったが、我々工作機械業界は海外への輸出は大変伸びた。日本の客も大切にし、また海外もよりマーケットを重要視して両面で進めている」

中村健一会長(右)とMRO松村玲郎リポーター

拡大する海外マーケットに照準を合わせ技術力を高めあう国内企業。


MEX金沢は20日まで開かれます。