大間産クロマグロの漁獲量の一部を青森県に報告していなかったとして、大間町の2つの水産会社の社長が逮捕された事件を受け、水産庁は国によるクロマグロの検査体制を強化する方針を明らかにしました。
2023年2月、クロマグロの漁獲量の一部、少なくとも74トンを県に報告していなかったとして大間町の水産会社の社長2人が逮捕されたほか、取り引きしていた静岡県静岡市の卸売業者が伝票の商品名を「ブリ」や「その他鮮魚」と虚偽の記載をするなど条例に違反する行為が判明し、市から是正指導を受けました。
こうした事態を受けて水産庁は、今回の状況などの確認調査を行って漁獲量の確認をする手段が不十分であることや流通段階で適法性を確認する手段が口頭に限られるため、裏付けが困難であるといった問題点を指摘しています。
その上で単価の高い30キロ以上のクロマグロを対象に陸揚げする港の常時監視などを検討するとしています。また青森県としては市場関係者が漁獲報告の有無を県や漁協に照会できる独自の制度を6月から導入し、再発防止を図ることにしています。














