G7広島サミットの開幕を19日に控え、愛媛県内の公共交通機関でも警備が強化されています。
このうち“海の玄関口”松山観光港では、警察官がビラ配りなどを行い、テロへの警戒を呼びかけました。
(車に声をかける警察官)
「19日から広島サミットが開催されるということで…」
松山と広島を結ぶ船が発着する松山観光港では、G7サミットを前に、警察官が施設内の警戒にあたりました。
警察官は、建物の中や駐車場を巡回し不審な人や物がないかを確認したり、これからフェリーや高速船に乗って広島に渡ろうとする人にビラを配るなどして、テロへの警戒を呼びかけていました。
(ビラ配りをする警察官)
「不審な人や車、物。“いつもと違うな”と気になることがあったら110番通報をよろしくお願いします」
(愛媛県警本部警備課 村上泰民次長)
「サミット開催地の広島県は愛媛県と位置的に近い。愛媛からテロリストを広島に行かせない。愛媛でテロを起こさせないという強い気持ちを持って警戒強化に充たっている」
G7サミットは19日から3日間の日程で広島市で開催され、県警は期間中、公共交通機関や商業施設などでの警戒を強化する方針です。
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