■MLB メッツ 8×ー7 レイズ(日本時間18日、シティ・フィールド)

メッツの千賀滉大(30)が本拠地でのレイズ戦で先発。6回を投げ104球、被安打3、奪三振12、四死球3、失点1、メジャー自己最多の12奪三振を奪った。

前回12日(日本時間)のレッズ戦では1回に4失点と立ち上がりにつかまり2敗目を喫した千賀。今季、32勝11敗と貯金21でア・リーグ東地区首位を独走しているレイズに対し1回、2死二塁のピンチを迎えたが4番・B.ロウ(28)を133キロのフォークで空振り三振。

2回、先頭打者にヒットを許すも6番・T.ウォールズ(26)を内角低め154キロのストレートで空振り三振、7番・L.レイリー(28)は134キロのフォーク、8番・T.メヒーア(27)は157キロのストレートで見逃し三振と3者連続三振を奪った。

千賀は落ち着いたピッチングで3回も1死から1番・ロウをカットボールで空振り三振、2番・W.フランコ(22)をフォークで連続三振。3回までに9つのアウトのうち7つが三振と奪三振ショーを見せた。

4回には1死から4番。ロウに2ベースを許すと続く5番・T.バレイデス(24)にも2ベースを浴び1点を先制された。千賀はここで気持ちを切り替え、6番・ウォールズをフォークで空振り三振、7番・レイリーはスライダーで空振り三振。4回までに10奪三振、本拠地には“お化けがフォークを持った”三振ボードが10個並んだ。

6回には3番・R.アロザレーナ(28)から見逃し三振を奪い、メジャー自己最多となる11奪三振。さらに6番・ウォールズからも三振を奪い記録を12奪三振に伸ばした。千賀は6回を投げ104球、被安打3、奪三振12、四死球3、失点1、メジャー自己最多の12奪三振、チームは延長10回にWBCアメリカ代表で現在、14本でナ・リーグ本塁打王に並んでいるP.アロンゾ(28)が15号の逆転サヨナラ3ランホームラン、チームの連敗を3で止めた。千賀に勝敗はつかなかった。