■MLB オリオールズ 7-3 エンゼルス(日本時間17日、オリオール・パーク)

前日は首に違和感があったエンゼルス・大谷翔平(28)だが敵地のオリオールズ戦に13試合連続出場となる「3番・指名打者」で先発出場。4打数無安打で打率.296、4試合ぶりのノーヒットに終わった。

前日16日(日本時間)で惜しくもサイクルヒットを逃したが4安打を放った大谷は1回の第1打席、WBCイスラエル代表だったオリオールズ先発、D.クレマー(27)と対戦。通算の対戦は1度しかない相手にじっくりボールを見ていき、カウント3-1と打者有利の状態から142キロのカットボールを打っていったが捉えきれずセンターフライに倒れた。

1-1と同点の4回、第2打席、前日4安打されたオリオールズバッテリーも大谷を警戒、外角低め中心の攻めでカウント2-1とすると今度は一転、内角低めのチェンジアップ、大谷は腰を引いて避けたがストライク。最後は外角高め153キロのボール球を振らされ空振り三振。オリオールズバッテリーの対角線の攻めに打ち取られた。

2-4と2点を追う6回のクレマーとの3度目の対戦、大谷はカウント1-1から内角低め143キロの少し引っかけたチェンジアップに大きな声を出して避けた。そして8球目、外角高め156キロのストレートをバットに当てたが力なくレフトフライ。上手くクレマーに攻められた。

3打席連続で先頭打者となった8回の第4打席、オリオールズ3人目、左腕のC.ペレス(27)にセカンドゴロに打ち取られた。大谷は4打数無安打で打率.296。4試合ぶりのノーヒットに終わった。