防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案をめぐり、立憲民主党は単独で鈴木財務大臣に対する不信任決議案を提出しました。

立憲民主党 安住淳 国対委員長
「福祉や困った人に渡さなければならないお金も、全部かき集めて、防衛費にしていくと。こうしたことで財源を確保することは、何としても容認できない」

立憲民主党は不信任決議案提出の理由について、法案が「身の丈を超えるような防衛費倍増で、財源の中身が乏しく、持続可能性もない」と指摘。安住国対委員長は「あらゆる手段を講じて採決を延ばしていく」と述べ、徹底抗戦する考えを示しました。

これにより、きょう予定されていた委員会での採決は見送られることとなりました。

一方、自民党の梶山幹事長代行は、不信任決議案について「与党として粛々と否決したい」と述べています。