5月14日は「ごいしの日」でした。若い世代の囲碁ファンを獲得しようと、はまぐり碁石の製造販売を手がける宮崎県日向市の企業が、新商品を開発しました。
日向市の黒木碁石店。県の伝統工芸品にもなっている「はまぐり碁石」を100年以上にわたって製造していますが、近年は、囲碁人口が減少し、さらにコロナ禍で囲碁離れが加速したということです。
(黒木碁石店 黒木宏二社長)
「若い世代の新しい囲碁ファンをどう作っていくかと、そのために何か新しい商品ができないかということで開発に取りかかりました」
囲碁離れに歯止めをかけようと、黒木碁石店が新たに商品化したのが、こちらの本格ミニ囲碁セット「ゴディアナ」。
碁盤は、縦13センチ、横11.5センチで、素材は、最高級のかやを使用しています。また、はまぐり白碁石と那智黒碁石がそれぞれ14粒ずつに、碁石磨き専用のオイルなど手入れ用の道具もついた本格的な囲碁セットで、アウトドアなどでも囲碁を楽しむことができます。
(黒木碁石店 黒木宏二社長)
「囲碁のセットを使うことで、いろんなキャンプ場ですとか、1人で何かお酒を飲みながら囲碁をやりながら自分と向き合う時間みたいな、そういった世界観みたいなものを楽しんでいただきたいなと」
本格ミニ囲碁セット「ゴディアナ」は、価格が3万3000円で、14日からクラウドファンディングのサイト、マクアケで販売されています。














