香川県善通寺市の觀智院で、本尊の秘仏の公開が始まりました。

公開された秘仏「本尊十一面観世音菩薩」です。

平安期に造られたと見られるケヤキの一木造りの立像で、觀智院の本尊となって約100年、厨子の中で安置されてきました。

觀智院は、総本山善通寺の子院(塔頭)ということもあり、空海の生誕1250年記念祭にあわせて、初めて公開に踏み切りました。

(総本山善通寺 佐伯行茂 財務部長)
「目に焼きつけていただいて、1250年というものをしのんでいただきたいなと思います」

觀智院の秘仏の拝観は無料で、公開は6月15日まで行われています。